2011年 04月 19日
スクリーン交換にチャレンジ #teamfilm |
修理から戻ってきたFLEXARET Ⅵ(フレクサレット 6型)実はほとんど撮っていないにもかかわらず他の二眼レフに比べてスクリーンが暗いらしいので交換できないかと調べてみたら情報があった。
意外に簡単そうだったので試してみました。
参考になった資料がこれとここ
上の資料とともに色々調べながらまずは全面の革をはがすにはアルコールでよいらしいアルコール100%の無水アルコールを薬局で探してみると500ccばかりで値段も1000円前後と予想以上に高い、どうやらエチルアルコールで飲むこともできるためか酒税が含まれているらしい。
そこでアルコール80%程度の消毒用エタノールを代用
筆で革に塗りなじんだところでさらに塗りながら端からはがしてみると4つの穴を発見
穴の奥に小さなネジがあるのでマイナスドライバーで少しずつ緩めていく、実は同じ方法で外した記事にネジを取ると面倒になるとのことだったので慎重に。
しかし外れないか試しながら緩めていくと・・・カラン・・・
え、ネジがとれた
こうなったらと4つ全て外すと見事にスクリーン部分がはずれた
うーん、ネジを緩めるだけでははずれませんなこれは。ただネジは穴の内側板と止めているのでカメラを立てた状態でネジを外すと隙間に入って大変な事になりそう、自分の場合は偶然にも正面を上にしてネジを外していたので奥に入り込まずにすんだみたい。
ネジは外れたものの穴の奥からどう取り出すか考えて磁力を持ったドライバで何とか救出、実はその時は100円ショップのドライバを使っていたので磁力はなかったので冷蔵後の正面にチラシを貼る磁石をドライバにくっつけておいて一時的に磁化させて取り出しました。
ちなみに、flickerの手順ではフィルムを巻いておくこととレンズは接写側にしておくらしいのだが理由がよく分からなかった、レンズを接写側にするのはレンズが前に出る分穴にドライバを入れやすかったぐらい。
スクリーンとミラー部分が外れたところで次にスクリーンを固定している板バネを外す、板バネは前後二カ所あり後ろ部分は簡単だけれど前面は銘板を外す必要がある
銘板は2カ所のネジを外すだけ
取りだしたスクリーン、ただのすりガラスでかつむらがある、ノギスで計ってみるとおおよそ61.5mm×52.5mmで厚さ1.3mmぐらい。
新しいスクリーンはというとマミヤのRB67用をベースにするのがよさそうなので早速中古を入手
周りの枠を外すと2枚のアクリル板(透明とすりガラス風)から構成されていて使うのはすりガラスな風な方でもともとのスクリーンより大きいのでプラスチックカッターでカット、ただ正確に切れずヤスリでは手間だったのでルーターで微調整せっかく綺麗にカットしたのに残念。
そしてこのRB67のスクリーンは1.4mmあり若干厚いので鏡面側の脇を削りました、が実際に綺麗に削れなかったのでうまく調整できたかは不明・・・。
調整方法としてはスクリーンを除いてピントが合ったところでスクリーン(元々ついていたすりガラスでも可)を背面カバーを開けてフィルムレールに置いてピントが合っていればよいみたい
鏡面側を下にマット面を上に取り付け、ついでにミラー部分も汚れとホコリが着いていたので両脇のネジを外すと簡単にミラーも取れるので中性洗剤で洗いかなり綺麗になりました。
後はカメラ本体に外した手順で取り付けて完成、ただはずした4つのネジの内1本だけ長さが違い既にどの部分かは分からず適当に・・・、前面の革はもう一度アルコールを塗って接着剤もそのままで上手く貼れましただめな場合は古い接着剤を削り両面テープで貼れば良かったみたい。
交換してみて確かに元々のスクリーンより明るくなったのは間違いないのですがどうも見えにくいような・・・目が悪いのかスクリーン全体に映像が映って見えなずまるで虫眼鏡を覗いている様で周辺が見えにくいような・・・。
元々のスクリーンは暗くて見えにくい分ピントの山も分かりやすいかも・・・
結構努力したのにちょっと不満でもスクリーンを取り出すためにまた革をはがして隙間に落ちて大変になるリスク考えるともうネジも外したくない・・・・ので実は銘板をネジで固定しないことにして両面テープで固定することに、そうすれば銘板をはがせば簡単に前面のバネ板を外せるのでスクリーンも取り出せるかも(背面のバネ板はどうしよう・・・)
どちらにせよしばらくはこのままで中判フィルムを楽しもう♪
意外に簡単そうだったので試してみました。
参考になった資料がこれとここ
上の資料とともに色々調べながらまずは全面の革をはがすにはアルコールでよいらしいアルコール100%の無水アルコールを薬局で探してみると500ccばかりで値段も1000円前後と予想以上に高い、どうやらエチルアルコールで飲むこともできるためか酒税が含まれているらしい。
そこでアルコール80%程度の消毒用エタノールを代用
筆で革に塗りなじんだところでさらに塗りながら端からはがしてみると4つの穴を発見
穴の奥に小さなネジがあるのでマイナスドライバーで少しずつ緩めていく、実は同じ方法で外した記事にネジを取ると面倒になるとのことだったので慎重に。
しかし外れないか試しながら緩めていくと・・・カラン・・・
え、ネジがとれた
こうなったらと4つ全て外すと見事にスクリーン部分がはずれた
うーん、ネジを緩めるだけでははずれませんなこれは。ただネジは穴の内側板と止めているのでカメラを立てた状態でネジを外すと隙間に入って大変な事になりそう、自分の場合は偶然にも正面を上にしてネジを外していたので奥に入り込まずにすんだみたい。
ネジは外れたものの穴の奥からどう取り出すか考えて磁力を持ったドライバで何とか救出、実はその時は100円ショップのドライバを使っていたので磁力はなかったので冷蔵後の正面にチラシを貼る磁石をドライバにくっつけておいて一時的に磁化させて取り出しました。
ちなみに、flickerの手順ではフィルムを巻いておくこととレンズは接写側にしておくらしいのだが理由がよく分からなかった、レンズを接写側にするのはレンズが前に出る分穴にドライバを入れやすかったぐらい。
スクリーンとミラー部分が外れたところで次にスクリーンを固定している板バネを外す、板バネは前後二カ所あり後ろ部分は簡単だけれど前面は銘板を外す必要がある
銘板は2カ所のネジを外すだけ
取りだしたスクリーン、ただのすりガラスでかつむらがある、ノギスで計ってみるとおおよそ61.5mm×52.5mmで厚さ1.3mmぐらい。
新しいスクリーンはというとマミヤのRB67用をベースにするのがよさそうなので早速中古を入手
周りの枠を外すと2枚のアクリル板(透明とすりガラス風)から構成されていて使うのはすりガラスな風な方でもともとのスクリーンより大きいのでプラスチックカッターでカット、ただ正確に切れずヤスリでは手間だったのでルーターで微調整せっかく綺麗にカットしたのに残念。
そしてこのRB67のスクリーンは1.4mmあり若干厚いので鏡面側の脇を削りました、が実際に綺麗に削れなかったのでうまく調整できたかは不明・・・。
調整方法としてはスクリーンを除いてピントが合ったところでスクリーン(元々ついていたすりガラスでも可)を背面カバーを開けてフィルムレールに置いてピントが合っていればよいみたい
鏡面側を下にマット面を上に取り付け、ついでにミラー部分も汚れとホコリが着いていたので両脇のネジを外すと簡単にミラーも取れるので中性洗剤で洗いかなり綺麗になりました。
後はカメラ本体に外した手順で取り付けて完成、ただはずした4つのネジの内1本だけ長さが違い既にどの部分かは分からず適当に・・・、前面の革はもう一度アルコールを塗って接着剤もそのままで上手く貼れましただめな場合は古い接着剤を削り両面テープで貼れば良かったみたい。
交換してみて確かに元々のスクリーンより明るくなったのは間違いないのですがどうも見えにくいような・・・目が悪いのかスクリーン全体に映像が映って見えなずまるで虫眼鏡を覗いている様で周辺が見えにくいような・・・。
元々のスクリーンは暗くて見えにくい分ピントの山も分かりやすいかも・・・
結構努力したのにちょっと不満でもスクリーンを取り出すためにまた革をはがして隙間に落ちて大変になるリスク考えるともうネジも外したくない・・・・ので実は銘板をネジで固定しないことにして両面テープで固定することに、そうすれば銘板をはがせば簡単に前面のバネ板を外せるのでスクリーンも取り出せるかも(背面のバネ板はどうしよう・・・)
どちらにせよしばらくはこのままで中判フィルムを楽しもう♪
by photo_track
| 2011-04-19 00:11
| FLEXARET